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バードウォッチング専門店「Hobby's World」スタッフが交代でタイムリーな情報を発信します!!
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カテゴリ:Hobby'sスタッフレポート( 17 )

EOS7DとTSN774で撮る一眼スコープ動画作品

最近、デジタル一眼レフカメラにフォトアタッチメントを介してスコープに接続するシステムについてのご質問を度々頂きますので、参考までに昨年11月末に訪れた宮城県伊豆沼で撮った写真や動画を作品にまとめましたので、ご覧下さい。
撮影機材は「コーワTSN-774+TSN-PA6+EOS7D」をメインに使用し、風景は「EOS7D+EF-S60mmF2.8マクロ」、所々「TSN-774+TE-17W+ニコン クールピクスP6000」のデジスコ画像が混ざっています。
動画に関してはFullHDで撮影していますが、最終的にファイルに書き出す際、mpeg2に圧縮してサイズをHDに落としています。

【YOUTUBE HD】デジスコと一眼スコープで撮る伊豆沼鳥紀行
http://www.youtube.com/watch?v=s24LB31b72w

YOUTUBEにアップロードの際にだいぶ圧縮されてしまうようなので、色のグラデーションが汚い印象を受けますが、未加工画像はもっと滑らかできれいです。そのままお見せできないのが残念。

フォトアタッチメントTSN-PA6の詳細・ご購入はこちら
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by HobbysWorld | 2010-02-18 09:56 | Hobby'sスタッフレポート

「葦原の猛禽ウォッチング!」

最近、ずーとセールのお知らせや季節の便利グッズなどが続きましたが、Hobby'sスタッフは探鳥を休んでいるわけではありません。008.gif
ほぼ、休日の度にフィールドへ飛び出します!そこで久し振りに「スタッフレポート(今回の担当:店長志賀」をお送りします。

出掛けたのは、関東では有数の広大な葦原を誇る「渡良瀬遊水地」、日時は先々週の月曜日のAM10:00~日没ころです。

北エントランスから谷中湖まで、車で走っている間は鷹が直ぐ上を飛んだりしているので、一気にテンションがあがります。071.gif

この日に最も良く観察できたのはハイイロチュウヒ♀。
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腰の「ピカピカ白!」が印象的でした。
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この日の撮影機材は・・・ニコンAFS-600F4+D300です。いずれの画像もトリミングしています。

この渡良瀬遊水地では、毎年「ヨシ焼き」が行われます。目的はヨシに寄生する害虫の駆除や、野火の予防で、焼けた後にはきれいなヨシが育つそうです。今年は3月21日(日)に実施される予定ですので、探鳥に出掛けたい方は、その前にご計画を。
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by HobbysWorld | 2010-02-06 10:39 | Hobby'sスタッフレポート

極寒の道東で試してみました

こんな時間に失礼致します。
つい先ほど、道東より帰宅したスタッフAです。
本日も紹介した足軽MAX ラバースパイク・カバー付きを試した結果を早くお知らせしたく、自宅からレポートすることにしました。

【防寒性】
間違いなく暖かい!(正確にいえば冷えにくい)
防寒性能のある厚手のトレッキングシューズは問題外で、マイナス何十度まで使用できるという防寒ブーツにも劣らぬ性能が確認できました。
さすがに熱遮断性と保温性に優れている素材でできているだけあり、今までの冷えやすいゴム長とは全く別物です。

【履き心地】
底も適度な厚さで柔らかく、雪面でも硬くなりませんでした。
普通の舗装路でも履き心地はバツグンです。

【滑りにくさ】
底面が硬くならないので、たしかに普通の長靴より滑りにくいです。
とはいうものの、でこぼこした凍結路面では滑りそうになりました...。
さすがにスパイクには敵いませんが、雪道を運転する方には、スタッドレスタイヤを履いたときのようなしなやかな感じ..といえばわかりやすいでしょうか。

【他のメリット】
今回は鳥仲間10名で出かけましたが、宿や食事のなどの際に靴の脱ぎ履きが非常に楽でした。
他の皆さんは紐靴なので、腰をかがめての作業は大変そうでした。
またスノーブーツやトレッキングシューズは防水性能があっても丈が短いため、スパッツを装着する方が多かったのですが、そうした煩わしさも無縁でした。

【他に感じたこと】
私は年に数足の長靴を履きつぶしますが、この「足軽MAX」に関しては、とくに不満はありません。
値段もやや高めですが、用途を限り、その性能を最大限に発揮させる使い方をするなら、決して高いとは思えないほど快適でした。
また車を運転したのですが、幅広のブーツはアクセルペダルとブレーキペダルの両方を踏んでしまうことがあり、運転には向きません。この長靴は幅もそれほど広くないため、そうした危険を感じたことはありませんでした。
あと強いていえば、ネーミングやデザインをもう少しかっこよくしてくれるといいかな...なんて思いますけどね(笑)。
そうそう、厚手の靴下を履いたところ、長靴のサイズは気持ち大きめでちょうどよい感じでした。

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底面が硬くならずに履き心地もよく、雪面でも快適です。
防寒性能も、ゴム長とは比較にならないほど高いレベルでした。

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今回はこのブーツと2足持参して比較しましたが、このブーツを履いたのは最初だけ..。
防寒性には優れますが、スパッツなしだと、かなり雪が入りました。
このブーツは幅広なので、これを履いたままでの車の運転はやめた方がよいと思います。

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今回の参加者で一番多かったタイプです。
防寒性能はあまりなく、スパッツも装着する必要があります。

以下の商品ページにも、試用レポートを追加しないといけませんね。
http://www.hobbysworld.com/SHOP/30090112.html
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by hobbysworld | 2010-01-14 22:50 | Hobby'sスタッフレポート

EOS 7Dの動画機能で遊んでみました。

いよいよ、ご好評頂いている迷彩ネット48時間セールも★★あと2時間★★となりました。迷彩ネットご購入予定のお客様はお急ぎ下さい。

さて、先日キヤノンの新しいデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D」を手に入れた岩本です。

コーワ TSN-774のスコープにTSN-PA6を付けてEOS 7Dと接続して使っていますが、
結論から言ってしまうと、ほとんど動画しか撮っていません003.gif

いやはや動画がこんなにもおもしろいものだとは思ってもみませんでした。
PA6では、AFは効きませんが、774の微動調節ピントノブで不都合なく快適にフォーカシングできます。液晶フードのモニタリングPROを使えば、さらに快適になるでしょう。※うまくヒモで巻きつけられれば、7Dのボディに仮止めできます。

また、EF-Sの60mmF2.8マクロを使って風景やポートレートの動画を撮ると、絞りを開けられる分きれいなボケ味が得られます。
デジイチらしい動画を撮るには明るい単焦点レンズは必須です。

というわけで、撮りためた動画にBGMを付けてざっくりまとめてみましたので、興味のある片は覗いて見てください。※Youtube HDなのでかなり重いです。



ちなみに、編集ソフトはお客様から勧めていただいた「カノープス EDIUS Neo2」を使用しています。
当初はパソコンの処理能力を心配していましたが、Core2duo搭載ノートで問題なく編集できています。

それから、動画機能はカメラのバッテリーをやたらと喰いますので、予備バッテリーもお忘れなく020.gif

それでは、繰り返しになりますが、迷彩ネット48時間セールはキッカリ今日の正午までとなります058.gifくれぐれもお見逃しのないようお願い致します。
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by HobbysWorld | 2009-10-19 07:15 | Hobby'sスタッフレポート

小笠原航路、硫黄島、母島探鳥日誌~ その3 硫黄島クルーズレポート

父島を19:00に出航して、おがさわら丸に揺られること10時間。
東京を経ったのと時を同じくして発生した台風の影響が心配されましたが、硫黄島周辺の海の色は、朝焼けの茜色からこれ以上ないくらいに鮮やかな青へと色を変え、どこまでも穏やかに広がっています。

●アカオネッタイチョウの遊ぶ南硫黄島

朝5時。南硫黄島に近づくとどこからともなくカツオドリが集まってきます。相変わらず、飛び出してくるトビウオを狙って豪快にダイビングを繰り返しています。
そのうち、船首の方がにわかに慌しくなり、「アカアシカツオ(ドリ)!」という声が聞こえてきます。
「アカアシカツオドリって本土じゃ迷鳥の類いだよなぁ」と慌てて船首に向かいます。

船首では、白いカツオドリがマストの周りを右に左に並走しながら飛んでいます。
それにしても、こんな希少な鳥が目の前で見られて良いものでしょうか!!
さすがは硫黄島クオリティです。

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やがて御飯を山盛りに盛ったような形の南硫黄島が現れました。
島の周囲は断崖絶壁で、人が生活するのはもちろん、上陸するのも困難な原始の孤島です。

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絶壁を覆うように生えた緑は海鳥たちの恰好の繁殖地になっています。
そして緑の上を小さな白い点が、飛んでいます。しかし、距離がありすぎて双眼鏡では種の判別ができません。
スコープで観察している方から「アカオネッタイチョウ」の声が上がります!言われて見ると、たしかに尾と嘴が赤い!・・・気がする。
そのうちこちらの思いが通じたのか、1羽が上昇気流を利用して高く上がり、こちらへ向かって飛んできます!
騒然とするデッキ。あっという間に船の上を飛び過ぎて行きました。

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紛れもなく"アカオ"ネッタイチョウ。
そして近くを飛んだのは今回のクルーズを通してこの時の一度きりでした。

●硫黄島

その名の通り、すりばちを逆さにした形の摺鉢山が見えてくると、太平洋戦争中に戦場となり、多くの犠牲者をだした硫黄島です。まず、戦没者を悼み黙祷を捧げます。

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海面に目を向けるとすぐ目の前をオナガミズナギドリが飛び過ぎて行きます。「あ"ーテレコン外しとくんだった」と後悔するも後の祭り。

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硫黄島を後にしてすぐ、「なんか流れて来る!」の声に目を向けるとハッポーの上にトウゾクカモメが乗っかって流れてきます(正しくはこちらが通り過ぎたことになりますが)。

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「シロ(ハラ)トウ(ゾクカモメ)?クロトウ(ゾクカモメ)?」意見が別れましたが、外見はクロトウ寄りだが、クロトウなら体型がもっとほっそりしているはず」との見解から一応シロハラトウゾクカモメで落ち着いた模様。
これでは図鑑をどんなに覚えていっても太刀打ちできません。やはり経験あるのみです。

●白い鳥の楽園"北硫黄島"

北硫黄島も南硫黄と同じく周囲を断崖絶壁で囲まれた原始のオーラを漂わせていますが、じつはその昔集落があり、島の頂上では牛の放牧もされていたそうな。「あそこが学校跡です」との説明を受けるものの、「あのスペースのどこに学校が作れるんだ!?」と驚きを隠せません。

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といっているとアカオネッタイチョウが登場。5羽が飛び交いながら緑の上を移動していきます。相変わらず遠いです。

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と、思いきや「あれはシロアジサシ」とのこと。
シロアジサシと言えば何となく自分の中で南の島の象徴で、白い砂浜の木陰で休んでいると、樹上にはこの鳥が…という妄想があったのですが、「それならロタ島行けよ」って話ですね。この距離がシロアジサシの希少さを感じさせてくれます。
と納得したのも束の間、今度はシラオネッタイチョウが崖の近くに出現。

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うーん遠過ぎてもはや何の鳥かすら分からないですね。

「島から出張して、こちらまで近づいてくれないかなぁ」とぼやいていると、

船尾方向から白いアジサシがひらひらと船に近づいてきます。
「オオアジサシ!」とデッキが大騒ぎするのを横目に、あっという間に船の上を飛び過ぎて行きました。

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そんなこんなで充実した硫黄島クルーズは一路父島へ帰ります。

次回は母島です。
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by HobbysWorld | 2009-10-08 10:35 | Hobby'sスタッフレポート

【そこそこ速報レビュー】Canon EOS7D Image Monsterとスコープの相性やいかに?

先日、永年相棒として連れ添ってきたソニルタ(ソニーの一眼レフα700にミノルタのレンズ)のシステムに三行半を突付けて(?)10/2に発売されたばかりのキヤノンのデジタル一眼レフカメラEOS7D(APS-C機)に乗換えました新人の岩本です。

7D購入後そのままホビーズに出向き、スコープ(コーワ TSN-774と884)との相性はどうか試してみたので、ご報告します。

まず、キットレンズの15-85mmとコーワ TSN-774+VA3によるコリメート撮影についてですが。
結果から言ってしまうと残念ながら使えませんでした007.gif
全域盛大にケラレます。
31mmのところで一瞬収まりますが、それでも四隅はケラレます。

31mm オリジナル画像
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T端 オリジナル画像
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AFについては31mm域ではそれなりに効きますが、85mmでは合焦せず。ライブビューにすると、途端にモッサリした動きに豹変し、何度か迷うような有り様です。
液晶は優秀で、ライブビュー時も液晶フードモニタリングプロ-MCなどと組み合わせると、思ったよりピントの掴みはOKです!

コーワのフォトアタッチメントTSN-PZTSN-PA6とはかなり相性が良さそうです。
もちろんAFは効きませんが、ライブビューでのピント合わせは、液晶フードを上手くセッティング(カメラボディにモニタリングプロ付属のヒモをぐるりと巻きつけて、モードダイヤルに引っ掛けると手離しで使用可能)することにより、快適にマニュアルフォーカスできます。静音モードにすれば、シャッターショックもかなり減少している感触です(印象としてはPanasonicのGF1より少ない感じがします)。

EOS7Dで注目されていた高感度時のノイズについては、かなり良さそうですが、ISO6400ではそれなりにノイズが現れます(APS-C機であることを考えると驚異的な低ノイズですが)。ISO1600くらいなら安心して上げられるでしょう。

というわけで、TSN-PZでのテスト画像を感度別に公開しておきます。

TSN-PZ W端 ISO200 オリジナル画像
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TSN-PZ T端 ISO200 オリジナル画像
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TSN-PZ W端 ISO800 オリジナル画像
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TSN-PZ T端 ISO800 オリジナル画像
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TSN-PZ W端 ISO1600 オリジナル画像
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TSN-PZ T端 ISO1600 オリジナル画像
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TSN-PZ W端 ISO3200 オリジナル画像
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TSN-PZ T端 ISO3200 オリジナル画像
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※上記の撮影条件は、天候薄暗い曇り、時間は暗くなり始めた16時頃、風もそれなりに吹いていて、たえず枝葉が揺れる悪条件での撮影になります。
脚周りは、三脚がマンフロット055CX3、雲台がマンフロット701HDVにジッツオのGS5370XLC(エキストラロングプレート)で固定しています。
コーワの高精度カメラマウントTSN-CM3やレリーズを用いれば、もう少し解像感を追い込めると思います。

動画撮影もかなり好感触です。
背面にあるレバーを動画モードに合わせてスタートストップボタンを押せば録画が開始されます。
画質もとてもきれいですが、私が所有するCore2Duo 2.8Ghz搭載ノートですら5秒と再生できません。
これを編集するとなると、一体どんなマシンが必要になるんでしょうか013.gif

最後に質感についてですが、好い感じです016.gif
ニコンのゴーヨンロクヨンと心中する覚悟と"ニコン命"を明言している志賀店長からも「7Dの質感良いなぁこの感触は1D系だな」とお墨付きをもらいました。

スペックのスゴさももちろんですが、こういった部分がぬかりなく仕上げられている点が7D最大の魅力と言えるのではないでしょうか。

そんなわけで、今度は60mmか100mmマクロ辺りでコリメートにリベンジするか、ちんまりとフォトアタッチメントに収まるか、辛うじて手の届くシグマの100-500mmで無難にやり過ごすか、いっそ男の36回払いでヨンニッパに手を出すか…いやいやいやいや、7D購入後も悩みは付きません。

忘れてましたが、18-85mのキットレンズでの作例も載っけておきます。

ISO6400 オリジナル画像
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公称「常用感度6400」は伊達じゃないですね。

実戦での画像もおいおい載っけて行きたいと思います。
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by HobbysWorld | 2009-10-04 09:47 | Hobby'sスタッフレポート

小笠原航路、硫黄島、母島探鳥日誌~ その2 小笠原航路と南島探索レポート

前回に続きまして、硫黄島クルーズ(小笠原も含む)のその2をご報告します。

●2日目の海鳥レポート

おっと機材について熱くレポートしていて、肝心の海鳥レポが疎かになってしまいました025.gif

2日目は4時半にデッキが開放され、眠い眼をこすりつつ朝陽が上る海面をみていると、5:15に最初の鳥影を発見!
前日見たオオミズナギドリと違って頭部が黒く見えます。初めて見るオナガミズナギドリです。
などと感激に浸る間もなく、またオナガミズナギドリが通過。アナドリがたまに間に入って、また、オナガ、オナガ・・・これが噂の!・・・「竹芝を出て1日目はオオミズナギドリが群れ飛び、翌朝目覚めると一夜にしてそれがオナガミズナギドリに変わっている・・・」という伝説は本当だったのですねぇ005.gif
それ以外の鳥は、5:50に遠くの海面をクロアジサシが通り過ぎて行き、その後カツオドリ、そして、6:25にはオナガよりも小さいミズナギドリが出現!しかし船首から右舷側へ逸れていってしまいました。
種名の検討もつかず「?」を浮かべていると、「たぶんオオシロハラ(ミズナギドリ)・・・」 との声が!!デッキがざわつきます。
しばらくすると、シロハラミズナギドリも姿を現し、初めて見る鳥のラッシュに一気に眠気が飛んで行きました。

おがさわら丸が父島に近づくと、どこからともなく、カツオドリが現れ、船の船首付近を併走して舞い始めました。

これは珍しい~005.gifと慌てて、レンズを掴んで船首に走り、写真を撮りましたが、それ以降この光景は当たり前の日常として続くことになるのでした。
しかも、船が走ると驚いて飛び出してくるトビウオを狙ってダイビングする姿も堪能できました。その度にデッキでは「おぉ~!」という歓声が響き渡ります。

たくさんの海鳥たちとの出会いとともに、ようやく父島に到着です。

●カツオドリ舞い飛ぶ南島探索

父島に降り立って真っ先に出迎えてくれたのはイソヒヨドリでした。この鳥の流れるような歌声を聞くだけで「島に来たなぁ」という気分にさせてくれます。

そしてここからはガイドの人とともに、小型のクルーザーに乗換えてカツオドリの繁殖地として有名な南島へ向かいます。

港を出る手前のブイの上でさっそくカツオドリが出迎えてくれました。危害を加えないのが分かっているからかはたまた図太いのか、まったく逃げません。

その先の岩礁に今度はクロアジサシがとまっていて、20メートル程の距離でじっくり観察できました。念願だったアジサシの遊ぶ南の島の雰囲気をそこはかとなく感じられた瞬間です。

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その後も南島の岸壁のあちらこちらにカツオドリがとまっていて、中には真っ白なウブ毛の残る雛も見られます。

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上陸する為にサメ湾に入り(普段はサメがワラワラ泳いでいるそうです)、岩礁に船を付けて舳先から飛び移っての上陸です。
上陸場所はサンゴで出来ていて角が鋭く、おまけに海にはサメとなかなか冷や汗ものです。

上陸後、島の中央部に向かって上っていくと、道端の穴で海鳥が繁殖しているので、穴を崩さないよう、道を外れないよう細心の注意を払います。

さらに道を進んで行くと、美しい白い砂浜が広がっていて、もうそれだけで絵になります。

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奥の池にはエリマキシギコアオアシシギタカブシギキョウジョシギといったシギたちが羽を休めていますが、こちらも海鳥と負けず劣らず識別が難しいです007.gif
同行した方々に識別を任せきりで、私は南国リゾート感溢れる南島の景色を満喫してしまいました。
写真は小さくて分かりづらいですが、エリマキシギです。

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そんなこんなで2日目の充実した鳥見は過ぎて行き、夕方には、またおがさわら丸に乗り込み、今回の旅のメインイベント硫黄島クルーズに出発します!
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by HobbysWorld | 2009-09-27 10:23 | Hobby'sスタッフレポート

小笠原航路、硫黄島、母島探鳥日誌~ その1 海鳥観察について

朝晩がめっきり涼しくなったというのに一段と日焼けに磨きがかかっている新人の岩本です。
先日、硫黄島クルーズ(小笠原も含む)に参加してきたので、その模様をご報告します。


「硫黄島に海鳥見に行かないか?アジサシがたくさん見られるぞ!」と誘われ、アジサシ、南の島、白い砂浜…南国リゾートっっ!!と連想して二つ返事で硫黄島行きを決意してしまったわけですが、じつは今まで本格的に航路での海鳥観察をしたことがありませんでした。
これを良い機会に、初心者の視点から見た海鳥観察のイロハについて探って行きたいと思います。

9/11~9/16の六日間を何回かにまとめようと思いますので、お付き合いの程よろしくお願いします。

●海鳥観察のキホンは順光

早速、竹芝桟橋から小笠原の父島へ向かう「おがさわら丸」に乗り込んだわけですが、まずはどこで鳥を見たら良いのかも分かりません。しかし、航路での鳥見の成果は一番はじめの場所取りで決まるといっても過言ではないのです。

ポイントとしては主に3つ挙げられます。
 ・順光で鳥を観察できること
 ・強い日差し・強風を遮れること
 ・有能なウォッチャーが近くにいること(笑)

の3点です。

まず順光というのは、ただでさえ難しい海鳥の識別において、最重要ポイントになります。
光線の向きによって、午前中は左舷、午後から右舷という具合にこまめに移動する必要があります。

私は結局、よく分からないまま3階デッキに上がって、救命いかだの入った箱の隙間から海鳥を見ていましたが、見づらい上に日差しもダイレクト、おまけに一人だったので、「あのたくさん飛んでるのは全部オオミズナギドリ…だよな?」「あのちっこくてすばしこいのはアナドリ??」と何とも消化不良な鳥見となってしまいました。
ちなみに、おがさわら丸のベストポジションは屋根のある2階デッキの船首付近が海鳥との遭遇率も高く、距離も近くてオススメです(競争率激しいです)。

●初心者のマストアイテム!?"動く海鳥識別図鑑"

海鳥観察は何よりも経験がものを言います。どんなに図鑑が頭に入っていても、図鑑に載っているように明瞭な映像で見られることはほとんどありません。遠くを飛ぶ鳥影を色のパターンや羽ばたき、飛び方を総合的に判断して識別する為、初心者が1日2日で会得できるような代物ではないのです。
すなわち、有能なウォッチャーの隣をキープして、識別のポイントやコツを吸収しながら経験値を稼ぐのが、海鳥攻略の一番の近道となるわけです。

私も、オオミズナギドリとアナドリ程度で終わってしまった一日目を反省し(全体的にもそれほど出ていなかったものの)、翌朝は2階デッキへの扉が開く前の4時半から並ぶことにしました。
ところが、船首付近が開門されるや否やあっという間に人で埋まり、船首と船尾の中程を辛うじてキープするのがやっとでした。

それでも前日とはうって変わって、楽しく快適な鳥見となりました。
というのも、海面に何か海鳥が出ると、「3時の方向にアナドリ2羽」やら「1時半から2時方向クロアジ(サシ)」という具合に逐一識別結果がデッキに響き渡り、何というか無駄にテンションが上がります003.gif

ちなみに、3時の方向とは、進行方向を向いて船首を12時として時計に見立て、右舷の真横のことを指します。同様に船尾方向が6時、左舷真横が9時となります。

●海鳥の識別はスコープ必須!

観察機材もぬかりなく識別するのであればスコープは必須です。双眼鏡も8倍よりは10倍の方が適していて、スワロやツァイスの所有率が異様に高かったです。
私の持って行ったニコンの7×32(ポロプリズム型)でも肉眼で見える範囲であれば識別アイテムとなり得ましたが、遠くの鳥影はお手上げでした。

というわけで、私は早々に海鳥の識別はほったらかし、もっぱら写真を撮るのに夢中になっていました。

●海鳥撮影は↑↑で(SS的な意味で)

私の機材はソニーα700+ミノルタ400mmF4.5+×1.4のテレコンの一眼システムで挑みましたが、結果から言うとテレコンなしの方が良好でした。

海鳥撮影で一番重要なのは早いシャッタースピードです。人によってはISO感度を1600まで上げていたり、1/1000秒以上のSSで撮った方が良い結果が得られるようです。

ISO200でSS1/500辺りで撮っていた私の1日目は無惨な結果に終わりました。
せめて割とマシに撮れた東京湾内のお台場沖のアジサシを載っけておきます。

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●焦点距離は400mm~800mm。鳥に合わせたレンズ選びを

機材については、結果からいうと、400mm~800mmくらいの明るいレンズが適しているかなぁという印象です。

水平線の彼方に鳥影があるかと思えば、船から手が届きそうなすぐ目の前に飛んでくることもあり(誇張ではなく)、正直なところすべてをカバーできるレンズはありません。自分のレンズに合わせて狙う場所をチョイスするのが賢いやり方だと思います。逆に言えば、狙う鳥に合わせてレンズを選ぶのが良いでしょう。

他の方の機材を見回してみると、かなり千差万別で、400mmF5.6(100-400mmズームも含む)で手軽に手持ちで機動力高く撮られている方が多かったでしょうか。スコープと双眼鏡もセットで観察もぬかりなく両立されている方もいました。

もちろんロクヨン、ゴーヨンのF4シリーズも定番で、ここでもジンバル雲台は大活躍していました。

中にはコーワのTSN-774のデジスコシステムで挑まれている方もいました。デジスコ海鳥の極意は左目照準器、右目モニタの両眼視だそうです。

私は端からデジスコを諦めていましたが、何事も挑戦して、工夫を重ねてなんとかすることが大事だと勉強になりました。

他にはボーグを使われている方もいて、撮られた画像はどれもシャープで解像が良い「さすがは天体用途」と感嘆しきりの写りでした005.gif


さて、今回は海鳥観察・撮影のイロハを中心にお伝えしましたが、ひとまずこの辺で一区切りにしたいと思います。
駆け足での報告&内容の詰め込み過ぎで、とっちらかった感が否めませんが、次回からは出現した海鳥を中心にご報告したいと思いますので、お付き合いお願い致します。

つづく
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by HobbysWorld | 2009-09-23 10:17 | Hobby'sスタッフレポート

いざ白樺峠!

店長志賀に、待ちに待った休暇がやってきました!これから、1年で一番楽しみにしている「タカの渡り」を観察&撮影に出かけます。
準備は万端のはず。まだ、道々買い物をしながら行きますが。
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さて、ブログをあげて出発と!
ところがPCが不具合008.gif
なんとか復旧しましたが、なにやら波乱の気配も...

天候は明日から曇りがちで、時々晴れ。期待に胸が膨らみます!

ところで、台風14号がこの週末に近づくおそれがあります。連休で予定を立てている方も
多いでしょうが、どうぞお気をつけくださいませ。逸れてくれるのが一番ですけど。
なにより、事故のないように楽しみましょうね006.gif
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by hobbysworld | 2009-09-14 12:03 | Hobby'sスタッフレポート

デジスコビギナーズレビュー ~絞りリング編~

こんにちは、新人の岩本です。
コーワの774とニコンのクールピクスP6000というシステムでデジスコの世界に足を踏み入れて早二ヵ月が経ちました。

休みの度にフィールドである相模川周辺で調査を兼ねて野鳥たちの写真を撮ってきたので、ずいぶんデジスコと仲良しになってきました。

当初はデジタル一眼のようにシャタタ…と連写が切れない操作性やフォーカスフレームの真ん中にいるのに、明後日な部分に合焦し、何度となくシャッターチャンスを逃した為に、度々愛機にあらぬ殺意を抱いてしまいましたが、今ではデジスコのできることできないことを理解して、それも個性と割り切って、接することができるようになりました。

さて、ホビーズのスタッフとして各種デジスコ機材と接していると、その存在意義に疑問を持つアイテムというのが少なからずあったりします。私の中では"絞りリング"の存在がどうしても解せませんでした。

せっかくの大口径スコープなのに口径を落して使うのって一体??
そもそも最初から60mmくらいのスコープにしておけば良いのでは??

というのが単純な疑問。

そもそも"絞りリング"というのはどういう効能があるのかというと、
被写界深度(大まかに言えばピントの合う範囲)の浅い大口径スコープの対物レンズの周囲を目隠しして絞りの役割をさせることで、
例えば80mm口径のスコープが約60mm口径のように被写界深度が深くピントが合いやすくなるというアイテムなのです。

今まで、私としては、デジスコの使用においてピントの合わせにくさがネックになったことはなかったので、あまり必要性は感じていなかったのですが、
フィールドでお会いした方で、絞りリングを付けられているのを目にし、お話を伺うと、
「被写界深度が深くなるだけでなく、何やら画質も改善されているような気がする。」
とおっしゃられていたので、
「絞りリング付けたくらいでそんなに変わるかな??」
と思いつつも、「画質が良くなるとなれば、試さないわけには行かない!」
と絞りリングを購入し、検証してみることにしました。

少ない投資で画質の改善が見られるのであれば、これは使わない手はないはずです。

というわけで、検証画像です。リサイズ以外は手を加えていません。

□絞りリング使用前
f0191924_1216965.jpg


□絞りリング使用後
f0191924_1155297.jpg


背景の草がよりくっきりしているので、被写界深度が深まっているのは分かりますが、画質の改善は動でしょう?

というわけで、拡大図 左がアリ、右がナシです。
f0191924_122292.jpg


こうしてみると、明らかに絞りリングがあった方が解像度の高い画が得られていることが分かります。

もちろん、単純に絞りリングが無い方の画像はピントが合ってないだけの可能性もありますが、
同じ条件で10枚連写した中で最良の写真を選んでいるので、どちらにせよ絞りリングの効果と言えそうです。

と言うことは、絞りリングはただ口径が小さくなるだけではなく、より品質の高いレンズ中央部が活かされることによる画質改善効果なのではないでしょうか。

ただ、万人にオススメできるアイテムというよりは、少しでも画質改善を目指す方向けといえます。

正直なところ、画像を二つ並べて比べないと分からないくらいの差です

あと、注意点はスコープの口径に合わせて、変換リングが必要な点です。TSN-774の場合は「82-86変換リング」が必要になります。また、付属のフードが使えなくなるので、フードを使う場合はメタルフードも一緒に揃える必要があります。詳細は下記のページをご参照下さい。

→オリジナル絞りリングはこちら
→オリジナルメタルフードはこちら

それでは、今後も機材の技術進歩に頼りつつ、デジスコの腕を磨いていきたいと思います。
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by HobbysWorld | 2009-09-02 12:14 | Hobby'sスタッフレポート
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