バードウォッチング専門店「Hobby's World」スタッフが交代でタイムリーな情報を発信します!!
by HobbysWorld
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
"カリカリシャープ"に撮る為に!
皆さんこんにちは新人の岩本です。
スタッフやお客様皆さんに温かく見守っていただいたおかげで、なんとかデジスコシステムを手に入れることができました
早速、雨の合間を縫って自分のフィールドで実戦投入してきましたので、レポートしてみたいと思います。デジスコ初心者が陥りやすい罠に例のごとく掛かってしまいました
題して「デジスコの世界への第一歩 ~挫折と希望の光~」編…です。
まずはじめに私がチョイスしたシステムの紹介です。
【スコープ】
コーワ TSN-774
明るさ(口径77mm)と携帯性(1.3kg)のバランスがよく、拡張性にも優れた人気のスコープ。
【接眼レンズ】
コーワ TE-17W
使いやすい30倍の単焦点接眼レンズ
【デジタルカメラ】
ニコン クールピクス P6000
連写が遅いと評判ではありますが、それほど気にはなりませんでした。
【アダプタ】
デジスコドットコム VCA-P6000
スコープとデジタルカメラとの相性や適合情報が掲載されているデジスコドットコムのサイトのカプラー適合表によると、カプラーに付いている目盛は4mmが最適とのこと。
デジスコドットコム P2
接眼レンズをカプラーに接続するためのアダプターです。
【三脚】
スリック プロフェッショナルLEⅡ
自重5kg程度の一昔前の重たいアルミ三脚です。
【雲台】
マンフロット #128RC
スタッフから譲ってもらったビデオ雲台です。既存の3ウェイ雲台と比べると動きの滑らかさが雲泥の差です!ただ、カウンターバランスはついていないので、私のシステムでは、高い位置に向けると、少しずつ動いていってしまいます。
本当はソニーのサイバーショットW300で組みたかったのですが、既に生産終了しているようで、現役バリバリのP6000を選択しました。とはいえ、店頭のデモ機を触った今だったら、いろいろ遊べて、使える機能満載のカシオのFC100とコーワ TSN-DA100の組み合わせを選ぶと思います…。
というわけで、デジカメが届いてシステムが揃った数時間後にはフィールドに立っていました
記念すべき一枚目に撮った鳥は、
ゴイサギです。普段の常用レンズが400mmF4.5(画角は560mm)なので、あまりにも大きく写ることにしばし感動
ちなみに、デジスコのテレ端時(合成焦点距離3360mm)と比較すると、焦点距離の差はおよそ6倍!!にもなります。
川に出てくると運良くカワセミに出会いました!昔はひたすらカワセミを追いかけまわしていましたが、大きくても豆粒くらいにしか写らないので、余程条件が良くない限り、スルーするようになって久しかったのですが・・・。
デジスコがあれば、今まで撮ったことのないくらいアップのカワセミが簡単に撮れちゃいます!手応えもバッチリ!
…と調子に乗っていたのも束の間。帰宅して撮ってきた画像をチェックしてみると…
なんか全体的に画像がネムい!?
ピントはきているようなのだけれど、どの画像もモヤっとしているような・・・。
志賀店長が常日頃から口癖のように言っている"カリカリにシャープな画"とは程遠い画像…うーんなぜ??
さて、翌日からはなぜシャープな写真が撮れないのか頭の中で激論が交わされ、仕事が手に付きません(汗)
結局、原因として思い当たることは、シャッターを切るときに、スコープが重みで少しずつ動いてしまうのを防ぐ為に、レリーズと一緒にパーン棒も押さえてしまっていたということ。
脚周りもしっかりしている上、機材も実績のあるものなので、手の振動が原因(カワセミを見ると興奮してしまうのでしょう)と推測。
というわけで、この日の合言葉は"おさわり厳禁"です!
天気は午後から雨の予報で、朝がチャンスとばかりに5時起きでフィールドへ向かいます。
到着すると、すでに、ヤナギの木の奥でカワセミが待っていてくれています!
大急ぎで機材をセットし、撮影開始!
興奮してついパーン棒に手が伸びてしまいますが、そのたびに"お触り厳禁"を心の中で唱えつつ連写を続けます。
液晶フードを通して見る撮影画像も良い感じです。
カワセミとの距離は15メートル程度ですが、時折チラっと見る程度で警戒心も薄く、じっくり撮らせてくれました。おかげで、ワイド端、テレ端、ムービー、デジタル一眼と一通りの作例画像を試させてくれて大感謝です。
というわけで、帰宅後画像を見てみると・・・
前日のモヤケ画像から大きく進歩を遂げた"カリカリシャープに近い画"が撮れました。
ワイド端 ※四隅がケラレます。
テレ端 ※若干ケラレるそうですが、ほとんど分かりません。
ちなみに、400mmF4.5で撮るとこんな感じ。その鳥が棲んでいる環境も含めて写すことが出来ます。
いかがでしょう?撮影する時に少し注意してレリーズするだけで、こんなにも画像に差が出てくることがお分かり頂けたでしょうか。
拡大画像 (上:改善前・下:改善後)
もし、皆さんの中で「うーんイマイチ画像がシャープじゃないな」とお悩みの方がいましたら、
ぜひ"おさわり厳禁"を心の中で唱えてみて下さい。
また、三脚や雲台といったしっかりとした脚周りの重要性も身に染みて感じました。どの角度でもカウンターバランスを効かせてピタリと止まるよう、余裕のあるシステムをお選び頂くことが"カリカリシャープな画"を得るための近道になると思います。
ホビーズではブログやメールマガジンで告知している通り、本日より「ジッツォ・マンフロット雲台三脚限定得価&ベンロのジンバル雲台や三脚ご購入で迷彩ネットSプレゼントセール」を実施していますので、この機会をくれぐれもお見逃し無きようご一考くださいませ。
出来上がった画像の中の野鳥たちは、今までより、より澄んだ瞳でシャープに写りこんでくれるハズですよ!
※掲載画像は、拡大画像と最後の写真を除き、ノーレタッチ、ノートリミング、リサイズのみです。
最後の画像はSilkeypixにて現像処理を施しました。
スタッフやお客様皆さんに温かく見守っていただいたおかげで、なんとかデジスコシステムを手に入れることができました
早速、雨の合間を縫って自分のフィールドで実戦投入してきましたので、レポートしてみたいと思います。デジスコ初心者が陥りやすい罠に例のごとく掛かってしまいました
題して「デジスコの世界への第一歩 ~挫折と希望の光~」編…です。
まずはじめに私がチョイスしたシステムの紹介です。
【スコープ】
コーワ TSN-774
明るさ(口径77mm)と携帯性(1.3kg)のバランスがよく、拡張性にも優れた人気のスコープ。
【接眼レンズ】
コーワ TE-17W
使いやすい30倍の単焦点接眼レンズ
【デジタルカメラ】
ニコン クールピクス P6000
連写が遅いと評判ではありますが、それほど気にはなりませんでした。
【アダプタ】
デジスコドットコム VCA-P6000
スコープとデジタルカメラとの相性や適合情報が掲載されているデジスコドットコムのサイトのカプラー適合表によると、カプラーに付いている目盛は4mmが最適とのこと。
デジスコドットコム P2
接眼レンズをカプラーに接続するためのアダプターです。
【三脚】
スリック プロフェッショナルLEⅡ
自重5kg程度の一昔前の重たいアルミ三脚です。
【雲台】
マンフロット #128RC
スタッフから譲ってもらったビデオ雲台です。既存の3ウェイ雲台と比べると動きの滑らかさが雲泥の差です!ただ、カウンターバランスはついていないので、私のシステムでは、高い位置に向けると、少しずつ動いていってしまいます。
本当はソニーのサイバーショットW300で組みたかったのですが、既に生産終了しているようで、現役バリバリのP6000を選択しました。とはいえ、店頭のデモ機を触った今だったら、いろいろ遊べて、使える機能満載のカシオのFC100とコーワ TSN-DA100の組み合わせを選ぶと思います…。
というわけで、デジカメが届いてシステムが揃った数時間後にはフィールドに立っていました
記念すべき一枚目に撮った鳥は、
ゴイサギです。普段の常用レンズが400mmF4.5(画角は560mm)なので、あまりにも大きく写ることにしばし感動
ちなみに、デジスコのテレ端時(合成焦点距離3360mm)と比較すると、焦点距離の差はおよそ6倍!!にもなります。
川に出てくると運良くカワセミに出会いました!昔はひたすらカワセミを追いかけまわしていましたが、大きくても豆粒くらいにしか写らないので、余程条件が良くない限り、スルーするようになって久しかったのですが・・・。
デジスコがあれば、今まで撮ったことのないくらいアップのカワセミが簡単に撮れちゃいます!手応えもバッチリ!
…と調子に乗っていたのも束の間。帰宅して撮ってきた画像をチェックしてみると…
なんか全体的に画像がネムい!?
ピントはきているようなのだけれど、どの画像もモヤっとしているような・・・。
志賀店長が常日頃から口癖のように言っている"カリカリにシャープな画"とは程遠い画像…うーんなぜ??
さて、翌日からはなぜシャープな写真が撮れないのか頭の中で激論が交わされ、仕事が手に付きません(汗)
結局、原因として思い当たることは、シャッターを切るときに、スコープが重みで少しずつ動いてしまうのを防ぐ為に、レリーズと一緒にパーン棒も押さえてしまっていたということ。
脚周りもしっかりしている上、機材も実績のあるものなので、手の振動が原因(カワセミを見ると興奮してしまうのでしょう)と推測。
というわけで、この日の合言葉は"おさわり厳禁"です!
天気は午後から雨の予報で、朝がチャンスとばかりに5時起きでフィールドへ向かいます。
到着すると、すでに、ヤナギの木の奥でカワセミが待っていてくれています!
大急ぎで機材をセットし、撮影開始!
興奮してついパーン棒に手が伸びてしまいますが、そのたびに"お触り厳禁"を心の中で唱えつつ連写を続けます。
液晶フードを通して見る撮影画像も良い感じです。
カワセミとの距離は15メートル程度ですが、時折チラっと見る程度で警戒心も薄く、じっくり撮らせてくれました。おかげで、ワイド端、テレ端、ムービー、デジタル一眼と一通りの作例画像を試させてくれて大感謝です。
というわけで、帰宅後画像を見てみると・・・
前日のモヤケ画像から大きく進歩を遂げた"カリカリシャープに近い画"が撮れました。
ワイド端 ※四隅がケラレます。
テレ端 ※若干ケラレるそうですが、ほとんど分かりません。
ちなみに、400mmF4.5で撮るとこんな感じ。その鳥が棲んでいる環境も含めて写すことが出来ます。
いかがでしょう?撮影する時に少し注意してレリーズするだけで、こんなにも画像に差が出てくることがお分かり頂けたでしょうか。
拡大画像 (上:改善前・下:改善後)
もし、皆さんの中で「うーんイマイチ画像がシャープじゃないな」とお悩みの方がいましたら、
ぜひ"おさわり厳禁"を心の中で唱えてみて下さい。
また、三脚や雲台といったしっかりとした脚周りの重要性も身に染みて感じました。どの角度でもカウンターバランスを効かせてピタリと止まるよう、余裕のあるシステムをお選び頂くことが"カリカリシャープな画"を得るための近道になると思います。
ホビーズではブログやメールマガジンで告知している通り、本日より「ジッツォ・マンフロット雲台三脚限定得価&ベンロのジンバル雲台や三脚ご購入で迷彩ネットSプレゼントセール」を実施していますので、この機会をくれぐれもお見逃し無きようご一考くださいませ。
出来上がった画像の中の野鳥たちは、今までより、より澄んだ瞳でシャープに写りこんでくれるハズですよ!
※掲載画像は、拡大画像と最後の写真を除き、ノーレタッチ、ノートリミング、リサイズのみです。
最後の画像はSilkeypixにて現像処理を施しました。
by HobbysWorld
| 2009-06-20 09:47
| Hobby'sスタッフレポート
カテゴリ
全体
観察&撮影機材
野鳥グッズ
探鳥
季節のモノ
新入荷!!
お買い得!!
イベントのお知らせ
おすすめ書籍
早耳情報!!
ミミより情報
HP更新のお知らせ
お問い合わせに答えます!
Hobby'sスタッフレポート
ホビーズスタッフの愛用品!
キャンペーンのお知らせ!
Hobby's 周辺グルメガイド
Hobby'近隣観光スポット!
Hobby'sお客様情報!!
未分類
観察&撮影機材
野鳥グッズ
探鳥
季節のモノ
新入荷!!
お買い得!!
イベントのお知らせ
おすすめ書籍
早耳情報!!
ミミより情報
HP更新のお知らせ
お問い合わせに答えます!
Hobby'sスタッフレポート
ホビーズスタッフの愛用品!
キャンペーンのお知らせ!
Hobby's 周辺グルメガイド
Hobby'近隣観光スポット!
Hobby'sお客様情報!!
未分類
以前の記事
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧